DeNA、巨人・田中俊を獲得 東海大相模高出身、梶谷の人的補償

横浜スタジアム

 横浜DeNAは18日、フリーエージェントで移籍した梶谷隆幸外野手(32)の人的補償として、巨人から田中俊太内野手(27)=178センチ、82キロ、右投げ左打ち=を獲得したと発表した。入団会見を後日開く予定。

 厚木市出身で、日立製作所から2018年にドラフト5位で巨人入り。東海大相模高時代は2年夏に甲子園準優勝、3年春は全国制覇を達成した。二遊間のほか、外野も守れるユーティリティーが魅力。今季は48試合に出場し打率2割6分5厘、1本塁打、6打点だった。通算は209試合で打率2割3分9厘、7本塁打、32打点。

 田中俊は「プロ野球選手として育ててもらったジャイアンツでの経験は私にとってかけがえのない財産。学んだことを生かして、新天地でも勝利に貢献できるよう精いっぱい頑張りたい」と巨人を通じてコメントした。

 三浦大輔監督は「走攻守バランスが取れた選手。地元神奈川出身ということもあり、ベイスターズの力になってくれることを期待している。ともに優勝を目指して戦おう」としている。

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