県記録更新のカースビー

 西表島在住の島袋正也さんは小さい頃から釣りが好きなベテラン釣り師。3年ほど前に白浜海岸で大物カースビーの姿を発見した。その大きさは県記録より大きいと思った。更新してやろうと、狙ってみたが全く釣れなかった。今年になってようやく5匹のカースビーを釣り上げ、12月には県記録に迫る11キロを釣った。

 12月10日も県記録を狙って早朝5時半から竿を出した。イノシシの肉を餌に仕掛けを入れてアタリを待っていると、6時前にヒット。大物用のタックルを使用していたので強引に寄せてくると、2~3分ほどで県記録を更新する97センチ、12.0キロのカースビーが釣れた。 11日、OPAのメンバー6人でアーラミーバイを狙って午前7時に運天漁港を出船した。午前中は餌となるムロアジを釣った。午後からは大物のポイントでムロアジを餌に大物仕掛けを下ろした。魚探には大物の反応があるのに大物がヒットしない。何カ所もの実績ポイントを回るが夕方になっても大物の姿を見ることはできなかった。

 日没前、大城健さんの竿(さお)が海中へ引き込まれた。直後に嘉陽直志さんにもヒット。さらに仲宗根伸さんにもヒットしてトリプルヒット。しばらくやり取りをして浮いてきたのは29.2キロを筆頭に15.15キロと11.1キロのアーラミーバイだった。釣舟バディ(電話)090(4778)9886。 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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