「世界一カラダにやさしいパン職人を目指す」
そんなパン屋さんが、2020年4月、山口県萩市の山間地にオープンしました。
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そのお店「ル・コパン」があるのは、中国山地を貫く国道262号線沿いの農産物加工販売所「つつじ」の敷地内。プレハブの小さな建物のなかでは、店主の長部恭一さんがパンづくりの真っ最中でした。
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山口県内ではまだ珍しいベジタリアン対応のベーカリー。30種類近くあるすべての商品において、肉、魚、アルコール、五葷(ごくん。ネギ、ニンニク、ニラなど)を使っていません。「こういうのを探していたんです」とリピートされる方もいるなど、すでに人気となっています。
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縁が繋がり、北海道から萩へ
「萩に来てぼちぼちやっていこうと思っていたら、予想を超えた反響があって驚いています」
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乳アレルギーのある知人の甥っ子のためにバターや練乳を使わないでメロンパンを作ったところ「初めてメロンパンを食べたらしく、飛び跳ねるほど喜んでくれたんです」。この出来事が、徹底して素材にこだわるきっかけとなりました。