【新型コロナ】川崎で50人感染 クラスターの病院で感染者増加

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は19日、10歳未満~80代の男女50人の感染が新たに確認されたと発表した。うち感染経路不明は23人。中等症3人、軽症34人、無症状13人で、市発表の感染者は累計3606人となった。

 年代別では、30代が10人と最多で、20.40代が各9人、50代7人、10.70代が各4人、80代3人、10歳未満・60代が各2人。居住区別では中原区10人、宮前区9人、川崎区8人、高津区7人などとなっている。

 市によると、感染経路が分かっているのは家庭内感染7人、陽性者の接触者20人。うち、クラスター(感染者集団)が発生している市北部の病院では、新たに70代の女性入院患者と、30~40代の女性医療スタッフ4人の計5人の感染が判明し、同病院の感染者は計11人となった。また、市中部の病院でも10代と80代の男性入院患者2人の感染が判明し、同病院の感染者は計3人になった。市は濃厚接触者などを調べている。

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