峯田和伸 橋本マナミ出演の企画書に「やるでしょ、やりたい」と即答 マネージャーと握手 「越年 Lovers」

山形、台湾、マレーシアを舞台に、年越しと恋心を描いた映画「越年 Lovers」が、12月18日より山形・仙台で先行公開されている。日本パートに出演した峯田和伸と橋本マナミが、18日、19日の2日間に渡り、山形と仙台で行われた先行公開記念舞台あいさつに登壇。作品や撮影などについて語った。

公開への喜びを語った2人は、出演オファーが届いた時についても話した。橋本は「峯田さんは俳優さんとしても魅力的な方なので、ご一緒できたらうれしいなという気持ちと、いつもすごく自然な感じで演じられるので、自分がなじめるかどうか、最初は怖さも感じました」と期待と不安があったが、撮影現場で会うと「同じ故郷だからか、いとこみたいな感じで、空気感がよかった」と振り返った。

対して峯田は、「企画書を見たら、橋本マナミさんが出る予定と書いてありました。その瞬間、やるでしょ、やりたいですね、とマネージャーとがっちり握手しました」と会場を笑いに包んだ。また、「山形が舞台で、山形の人の役は演じたことがなくて、橋本さんも山形出身だし、小さい頃からしゃべっている山形言葉で演技ができたらおもしろいだろうなと思いました。」と振り返った。

話は、峯田演じる寛一と橋本演じる碧が、こたつで雑煮を食べるシーンに。峯田が雑煮を食べる姿について、「峯田さんが演じる寛一がかわいいです。小動物みたいにお雑煮を食べていたんですよ。その表情が面白くて、笑いそうになりました。リスみたいで。目がきょろきょろ動いて、もぐもぐ、もぐもぐみたいな」と振り返ると、橋本の言葉に峯田が照れて身もだえる一幕もあった。

「越年 Lovers」は、雪に包まれた日本の山形、台湾の首都・台北と彰化(しょうか)県の海辺の町、マレーシア・クアラルンプールという異なる3つの地を舞台に描かれる恋の物語。大正・昭和期の小説家・歌人である岡本かの子の短編小説集が原作で、台湾の女性映画監督であるグオ・チェンディさんが監督・脚本を務めている。日本のパートでは、寛一(峯田和伸)と幼なじみの碧(橋本マナミ)の、山形の雪景色での再会が描かれる。

越年 Lovers
2020年12月18日(金) 山形・仙台先行公開中 2021年1月15日(金)新宿バルト9他全国公開
配給:ギグリーボックス
©2019映画「越年」パートナーズ

© 合同会社シングルライン