医療従事者に幸せ届け 感謝のペンダント贈る 横浜・元町のスタージュエリー

感謝の気持ちをこめて県内の医療従事者に贈られたペンダント

 クリスマスを前に、新型コロナウイルス感染症拡大防止の最前線に立つ医療従事者に感謝の気持ちを伝えたいと、横浜・元町に本社を置くスタージュエリー(永井淳二社長)から、ペンダント計千点(約2千万円相当)が、神奈川県看護連盟を通じ県内病院の医療従事者に届けられた。

 チャーム(お守り)と言われる金のペンダントヘッドで、幸せを届ける天使がデザインされ、看護師の衣装を着けたベアのぬいぐるみとメッセージが添えられた。5月に本社内でプロジェクトを立ち上げ、デザインから製造、梱包(こんぽう)まで、全国の社員400人以上が手掛けたという。

 代表して受け取った横浜市大付属病院の濱崎登代子副病院長兼看護部長は「現場では、世間との意識の乖離(かいり)を感じてやるせなさを覚えることもあった。心のこもったプレゼントに、元気と勇気をもらった」と感謝した。

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