【新型コロナ】横浜市で137人感染確認 6件の新規クラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は20日、10歳未満~100歳以上の男女137人が新たに感染したと発表した。症状別内訳は中等症1人、軽症または無症状が119人、症状不明が17人。70人の感染経路が不明という。

 市によると、6件のクラスター(感染者集団)が新たに確認された。

 生徒2人と教員が感染した市立中学校で、新たに女子生徒2人の陽性が判明。市は引き続き濃厚接触者の調査を進める。同校は18日以降、臨時休校している。

 既に職員4人が感染していた食品関係の工場では、60代の女性アルバイトが陽性に。従業員4人が感染した美容室で、新たに20代男性と30代女性の従業員が陽性となった。

 利用者と職員計3人が感染していた障害者通所施設では、新たに20~60代の利用者の男女4人と40代の女性職員が感染。利用者と職員計3人が感染が明らかになっていた介護老人保健施設では、新たに利用者の90歳以上の女性と、職員2人の陽性が判明した。既に職員2人の感染が確認されている有料老人ホームでは、利用者の80代女性と90歳以上の男女、20代の女性職員の感染が分かった。

 市内の私立保育園では、20代の女性保育士が感染。マスクを着用し勤務していたため、園内に濃厚接触者はいないという。

 感染経路が判明している67人のうち30人は、家庭内感染の可能性が高いとしている。

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