中日ドラゴンズ大野雄大の参加で盛り上がった大喜利コーナー「プロ野球ピッチャーあるある」

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東海ラジオ『ドラゴンズステーション』(月~金17:15~19:00)12月14日放送の大喜利コーナーで、ゲストの大野雄大投手が、リスナーからの投稿の内容を判定する役を担った。テーマは「プロ野球ピッチャーあるある」で「3あるある」から「0あるある」の判定を行った。コメンテーターは、プロ野球解説者の岩瀬仁紀氏、番組メインパーソナリティは山浦ひさし。

最初の投稿は「後続のピッチャーが打ち込まれて、自分の勝利投手の権利が消えたとき『今、オレ、カメラに抜かれているかなあ』と気になる」というもの。大野は「3あるある」をつけて「絶対カメラ、こっち向いてるやん、みたいな」と言ったが「(なるべく)表情に出さないようにしている」とのこと。そして「今年はベンチの中でマスクをしなきゃいけなかったので、ありがたかった」と続けた。

ここで山浦から「内心チクショーと思ってます?」と聞かれた大野は「岩瀬さんの前ではそんなことは言えない」と答えていたが、岩瀬は「自分は大野の時に、3点差をひっくり返されたからなあ」と振り返り、岩瀬自身が唯一3点差を守れなかったときの試合を振り返った。

続いて紹介された投稿「ピッチャーがベンチで飲んでいるドリンクが、謎の色で気になる」は「2あるある」。「試合の後のビールはピッチャーで飲む」は「0あるある」。「リリーフカーの女性に何か話しかけようかと考えているうちにマウンドに着いちゃう」も「0あるある」。当然だが「そんな余裕はない」そうだ。

「9回2アウト、観客の『あとひとり』コールは、正直ちょっとイヤだ」は「0あるある」。大野は「全然イヤじゃない。プレッシャーにはならない。かえって勢いづけてくれる」と答えた。しかし、岩瀬は「僕はイヤだ。みんなが『あとひとり』と思っているところで打たれたら、あとひとりじゃなくなる」

さらに「もっと困るのは『あと1球』コール。ここでボール球を見せなきゃいけないときに『あと1球』と言われると、あと1球で仕留めなきゃいけないと思ってしまう」と、打者とに駆け引きの際に「あと1球」コールが決してプラスに働かないことを明らかにした。

「ノーヒットノーランを達成したとき、うれしすぎて変なジャンプをしてしまう」は、昨年ノーヒットノーランを達成したときの大野の様子を織り込んだ作品。これに対し大野は「3あるある」をつけ「僕だけですよね、そんなことをするのは」と言ったが、岩瀬は「でも、人間って、そういうときに素になる。自分も日本一になったとき、変なガッツポーズをしてしまった。大野の気持ちはすごくよくわかる」と話した。

大野は「(ノーヒットノーランなどの大記録を)達成した瞬間は、どんな表現をしてもいいと思う。それまで(いろんな感情を)抑えてきたわけだから」と、経験者にしかわからない心情を明らかにした。

ドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜~金曜 17時15分~19時00分

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