カピバラ“湯ったり” きょう冬至 長崎バイオパーク

ユズやザボンを浮かべた露天風呂に漬かるカピバラ=西海市、長崎バイオパーク

 21日は二十四節気の一つ冬至。一年で最も昼が短く、夜が長い。ゆず湯に入ると風邪をひかなくなるとされる。この風習にちなみ毎年、カピバラの露天風呂にユズと本県特産のザボンを浮かべている長崎バイオパーク(西海市西彼町)。冷え込みで湯気が立つ“風呂日和”となった20日、カピバラは、目を閉じて気持ちよさそうに湯に漬かっていた。
 長崎大4年の山本若菜さん(21)は「じっくり入ったり、ぐるぐるしたりして、かわいい。見ていて心が温かくなった」と話した。長崎地方気象台によると、20日の最低気温は、大村が0.8度、五島市上大津1.5度などと今季最低を記録した。


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