J1で戦いたかった 手倉森監督退任あいさつ

退任あいさつをする手倉森監督=トラスタ

 V長崎でのラストゲームとなった手倉森監督が試合後、ファンに退任あいさつをした。すっきりとした表情でマイクの前に立ち「最低でも2年目に昇格して、来年は皆さんとJ1で戦いたかった。果たせず本当に申し訳ない」と深々と頭を下げた。
 2019年から2年間指揮。今季について「どこも一緒だけど、コロナ禍で苦しまされた。夏場にかけてアウェーの試合が多く、皆さんの声が届かないアウェーの戦いはちょっときつかった」と唇をかみ、今後のV長崎に向けて「4位以下を大きく引き離しての3位だった。J1はすぐそこだぞと。間違いなく成長しているんだと感じてもらって、来年J1を勝ち取ってほしい」とエールを送っていた。


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