DeNA、前ヤクルト風張蓮が入団会見「1度は終わった身。新しい自分を」背番号64

入団会見に臨んだDeNA・風張蓮【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】

11月に戦力外通告、トライアウトを経てDeNA入団

DeNAは21日、前ヤクルトの風張蓮投手の入団記者会見を行った。背番号は「64」。「1度は終わった身ですので、吸収できるところは吸収して新しい自分を作っていきたいと思います」と語った。

風張は14年ドラフト2位でヤクルト入りし、18年にはリリーフとして53試合登板、防御率4.37を記録。今季は11試合登板したが、11月に戦力外通告を受けた。6年間で通算88試合登板して2勝4敗5ホールド、防御率5.79。7日の12球団合同トライアウトでは打者3人に対して無安打2奪三振の好投を見せていた。「心機一転、新人選手のような気持ちでどんどんやってやろうという気持ちです。数字は決めていないが、チームの力となれるように、何試合でも投げられるようにしていきたい」と意気込みを語った。

DeNAの印象については「打撃力のあるチームで得点力がある。チームとしての総合力が高いチームだなと思っています」と語った。古巣・ヤクルトとの対戦へ向け、「6年間お世話になった球団。ワクワクする気持ちもあるし、緊張するところもある。しっかり抑えて恩返しが出来るように頑張りたい」と活躍を誓った。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

© 株式会社Creative2