【新型コロナ】川崎で54人感染 クラスター学習塾、新たに11人

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は21日、10歳未満~80代の男女54人の感染が新たに確認された、と発表した。中等症1人、軽症37人、無症状15人、症状不明が1人で、17人の感染経路が不明。市発表の感染者は累計3685人となった。

 年代別では、10代が13人と最多で、40代12人、50代10人、20代8人、30.60.70代が各3人、10歳未満と80代が各1人。居住区別では、宮前区21人、中原区11人、川崎区8人、幸区6人、麻生区5人、高津区2人、横浜市1人。

 市によると、感染経路が分かっているのは、家庭内感染12人、陽性者との接触者25人。うち、クラスター(感染者集団)が発生していた宮前区の大手学習塾では、市立中学校4校の男女生徒計11人の感染が新たに判明。うち宮崎・野川・有馬の3校は、21日から濃厚接触者が特定されるまで臨時休校となった。同塾の感染者は20人を超えた。

 このほか、クラスターが発生していた病院での感染も相次ぎ、市内北部の病院では40代女性看護師が感染し、感染者が計12人、中部の病院では20代男性入院患者が感染し計7人、南部の病院では70代の男性入院患者と40代の女性看護助手が感染し計11人となった。

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