【新型コロナ】神奈川県所管域で20人感染 大和市のデイ利用者が死亡

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は21日、県所管域で大和市の80代男性の死亡と10歳未満~80代の男女20人の感染が新たに確認されたと発表した。

 死亡したのは、クラスター(感染者集団)が発生していた大和市の「晃風園デイサービスみのり」の利用者。1日に陽性が判明し、軽症で入院していたが、症状が悪化し、15日に新型コロナによる肺炎で死亡した。男性には既往症があったといい、同施設の感染者で死亡したのは2人目。

 感染が確認された20人のうち、1人は中等症、19人が軽症または無症状で、13人の感染経路が不明という。年代別の内訳は、20代が7人、70代4人、10代3人、50代2人、10歳未満・30代・40代・80代が各1人。

 藤沢市の30代男性と70代男女の計3人は同居家族で、自宅を訪れた親族の感染が判明していた。綾瀬市の20代男性は神奈川署の巡査という。

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