(公益)新潟市スポーツ協会が豊山関新潟後援会を設立、中原八一市長と豊山関が記者会見

豊山関(写真左)と、公益財団法人新潟市スポーツ協会会長を務めている中原八一新潟市長(写真右)

公益財団法人新潟市スポーツ協会は21日、新潟市北区出身の力士、豊山関の後援会の立ち上げに関する記者会見を開いた。会見には、豊山関本人のほか、新潟市スポーツ協会会長を務める新潟市の中原八一市長や、後援会のキャラクターを描いた似顔絵師のやまだみつる氏が出席した。

豊山関は1993年、新潟市北区の生まれ。2016年3月に時津風部屋に入門した。5場所目にして十両入り、8場所目には幕内昇進を果たしたなどから今後の若手力士内でも活躍が期待されている。今回の後援会発足は元々夏頃を予定していたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となっていたという。

新潟市の中原八一市長

記者会見の場にて中原八一市長は「この後援会が設立され大変嬉しく思っている。この会は豊山関のさらなる飛躍に向け応援するもので、いずれは大関、横綱へと押し上げていく会にしていきたい。その為にも、一人でも多くの方々にご入会していただきたい」と話した。

豊山関

豊山関は「関係者の方々に多くの感謝を伝えたい。コロナの影響でなかなか土俵の上で成績を残すことができていないので、来年は皆さんに少しでも明るい話題と笑顔をお届けできるように一生懸命稽古に精進していきたい」と抱負を語った。

また、10月に子供が生まれた豊山関は記者の質問に対して、「ますます身の引き締まる思い。子供が大きくなるまで土俵に立ち続けたい。長く土俵人生を送りたいと気持ちが変わった」と答えた。

豊山関と同じく北区出身のやまだみつる氏は「自分の子供が豊山関と同級生ということもあり、今回イラストを担当するということで非常に光栄に思っている。いつかは優勝していただいて、パレードで一緒に歩きたい」と話した。

後援会は現在、会員を募集している。個人会員の年会費は一口10,000円、個人家族会員は一人につき5,000円、法人・団体役員は一口20,000円。但し、令和3年3月末までに会費を納入した場合は、令和4年3月末までの年会費となる。

© にいがた経済新聞