重症や致死率上昇「根拠なし」

コロナウイルス変異種でWHO

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 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は21日の記者会見で、英国などで感染が急増している新型コロナウイルスの変異種について「現時点では重症率や致死率を上げるという根拠はない」と述べた。同時に、感染拡大防止策を徹底することが重要だと訴えた。

 新型コロナの技術責任者を務めるバンケルコフ氏は、1人の感染者が平均何人にうつすかを示す指標「実効再生産数」が1.1から1.5に上昇したとの報告を英国から受けたとしつつも、症状などについては従来通りだとした。

 テドロス氏は、変異自体は予期されたことで、過度に特別視するものではないとの認識を示した。