高校生平和大使を推薦・平和賞候補 ノーベル賞委が受理

 ノルウェーのノーベル賞委員会は21日までに、被爆地長崎から広がった高校生らの活動で、各地で集めた核兵器廃絶の署名を国連に届けるなどしている「高校生平和大使」を2021年のノーベル平和賞候補とする推薦状を受理した。平和大使の同賞推薦は今回で4回目。
 高校生平和大使を選考、派遣している市民団体が、推薦資格を持つ国会議員に呼び掛け、衆参与野党の53人が推薦した。推薦状は18日にノーベル賞委員会へメールで送付し、同日、受理したとの返信があった。
 推薦期限は来年1月末。20年は317の個人・団体が推薦され、10月に国連機関の世界食糧計画(WFP)への授与が発表された。

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