アザラシ2頭、引っ越してきました マリンパーク

加茂水族館からやってきたメスのゴマフアザラシのピース(左)とエリザベス(中央)。右はオスのゴハン=京急油壺マリンパーク提供

 三浦市三崎町小網代の京急油壺マリンパークに、メスのゴマフアザラシ2頭がやってきた。オスのゴハンの「お嫁さん候補」として、山形県鶴岡市の市立加茂水族館からはるばる引っ越してきた。到着して1カ月。専用のプールで元気に泳いでいる。

 2頭はエリザベス(5歳、約150センチ)とピース(1歳、約125センチ)。父親が一緒の異母姉妹で、11月20日に到着した。

 マリンパークは、バックヤードでオスのゴハン(4歳)とメスのゆきのゴマフアザラシ2頭を飼育していた。しかし、ゆきが7月に死んだため、新たな繁殖相手を探していた。

 お姉さんのエリザベスは賢く、妹のピースは好奇心旺盛なタイプ。一日2キロほどの小魚を食べながら、3頭仲良く屋外の展示施設「あざらしのプール」で暮らしている。スタッフは「近い将来の赤ちゃん誕生が楽しみです」と期待している。

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