15年前に女子生徒と交際、わいせつ行為 50代の高校教諭を懲戒免職

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兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県教育委員会は22日、15年前に教え子にわいせつな行為をした県立高校の50代の男性教諭を懲戒免職処分にした、と発表した。

 男性教諭は2005年4~12月、教え子だった18歳未満の女子生徒に、自宅でわいせつな行為をしたとされる。女子生徒のクラスの授業を担当しており、2人は当時交際していたという。同教諭は処分前まで、神戸市内の別の県立高校に勤務していた。

 昨年10月、女子生徒だった女性から県教委に「教師のわいせつ関連のニュースを聞いていて、こういった被害が増えないようにという思いで連絡した」とのメールがあり、発覚した。男性教諭は「当時は将来結婚するつもりだった。不快な思いをさせていたのなら謝罪したい」と話したという。

 県教委が15年前の事案で懲戒免職にするのは異例。同教委は児童生徒へのわいせつ行為が認定された場合、すべて免職と規定している。「合意であっても、18歳未満へのわいせつ行為は許されない。懲戒処分に時効はない」としている。

 一方、兵庫県青少年愛護条例は、みだらな性行為の罰則を「2年以下の懲役または100万円以下の罰金」と規定。刑事訴訟法は、この罰則に対応する公訴時効を3年としている。

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 このほか3人の教職員を懲戒免職にした。

 自宅で覚醒剤を所持した疑いで、尼崎南署に逮捕された兵庫県香美町立香住小学校長の楠田千晴容疑者(55)は「弁解の余地はない。児童、保護者に申し訳ない気持ち」と話しているという。起訴を待たず、異例のスピード処分となったが、県教委は「容疑を認めており、後任の人事を進めるためにも早く処分した」としている。

 女子高校生のスカート内を盗撮したとして、大阪府警に逮捕された加古川市立別府中学校の男性教諭(23)や、担任していた女子生徒の胸などを触った阪神地区の公立中学校の40代男性教諭も懲戒免職にした。(斉藤絵美)