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えびの市の岡元小(多田隆志校長、19人)で17日、ソフトバンク(東京都)の人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用した防災教室が開かれた。全校児童が参加し、地震の仕組みなどについて学んだ。
情報通信技術(ICT)を活用した地域活性化や市民サービス向上のため、市と同社が9月に締結した連携協定に基づき実施した。ペッパーは写真や図解を交えながら、発生のメカニズムや実際の被害の様子などを紹介。「日頃から危険箇所や避難経路などを確認しておくことが大切」などと呼び掛け、児童らは食い入るように聞き入っていた。
4年の後藤咲音(さな)さん(10)は「説明が分かりやすかった。家に帰って、家族に普段から地震に備えることが大切だと伝えたい」と話した。