【レスリング】来年の五輪予選日程を変更 アジア予選は4月9~11日にカザフスタンで

世界レスリング連合(UWW)は23日、来年の各大陸の五輪予選日程変更を発表し、アジア予選については4月9~11日にカザフスタン・アルマトイで行うことになった。当初の予定では3月下旬に中国・西安で開催予定だった。また、アルマトイで開催予定だったアジア選手権も五輪予選後の4月12~17日に続けて実施する。

アジア予選には日本からは五輪出場枠を獲得していない男女10階級に出場する。女子50キロ級には元世界女王の須崎優衣(21=早大)、男子フリースタイル57キロ級には2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの樋口黎(24=日体大助手)がエントリー。それぞれ2位以内に入れば五輪代表に決定する。

UWWは新型コロナウイルスの感染拡大の観点と開催費用面を考慮し、アジアだけでなくアフリカ&オセアニア予選もアフリカ選手権と連続開催することを決定。来年4月2~11日までモロッコ・エルジャディーダで行われる。またブルガリア・ソフィアで開催される五輪世界最終予選についても、当初の予定より1週間遅れの5月6~9日に実施される。

© 株式会社東京スポーツ新聞社