1月の「東京オートサロン2021」開催中止 「バーチャルオートサロン」は予定通り実施

来年1月15~17日に千葉・幕張メッセで開催予定だった世界最大のカスタムカーイベント「東京オートサロン2021」は新型コロナウイルス感染症の急拡大を受け、開催を中止すると23日に公式サイトで発表した。オンライン会場となる「バーチャルオートサロン」(1月15日)は予定通り行う。

公式サイト上では事務局長のコメントを掲載。「日本全国で新型コロナウイルスの感染が拡大し続けている状況を受け、来場者、出展者および関係者の安全を最優先に考慮した結果、東京オートサロン2021の開催を中止いたします」と報告。「国民全体にさらなる感染防止対策の徹底が求められている状況を主催者として重く受け止め、熟慮と議論を重ね、今回は開催をしないことが最善であると判断いたしました」と経緯を説明している。

感染拡大防止策など開催に向けてあらゆる努力を続けてきたが「開催まで1ヶ月を切ったタイミングでのお知らせとなり、東京オートサロン2021を楽しみにお待ちいただいていた皆さまには大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。「2022年1月には再び幕張メッセで皆さまとお会いできますことを、主催者一同心から願っております」と結んだ。

なお、チケットの払い戻しなどは決まり次第公式サイト内で案内する。

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