まさかの〝新邪道〟が誕生だ。お笑いトリオ「安田大サーカス」クロちゃん（４４）が２３日、本紙を通じ対戦を要求されていた〝邪道〟大仁田厚（６３）と「スカイツリー路上電流爆破プロレス」でついに激突。誰もが予想しない結末に現場は騒然となった。
決戦の地は東京ソラマチ。大仁田（ｗｉｔｈ高木三四郎＆クリス・ブルックス＆伊藤麻希）が登場すると、遅れてクロちゃん（ｗｉｔｈ青木真也＆スーパー・ササダンゴ・マシン＆上福ゆき）が現れる。すると邪道がペットボトル、革ジャンを投げつけてゴングが打ち鳴らされ、序盤から大荒れの展開となった。
クロちゃんは高木の羽交い締めで伊藤からビンタを食らい、さらに大仁田に急所を潰しにかかられ悶絶。大ピンチに陥る。だが上福のヒザをなめまくって復活すると、クリスに頭突きをお見舞いするなど大暴れした。
さらに上福のアシストで邪道に爆破バットを被弾させると、最後も青木が絞首刑に捕らえた大仁田にこの日２発目のバット一閃。そのままカバーに入るとまさかの３カウントが入り、クロちゃんの勝利が告げられた。
大喜びのクロちゃんはピクリとも動かない邪道に水をかけながら「プロレスラーが芸人に負けた瞬間だ！ やったしんよ！」とほえた。納得がいかず「クロ！ クロ！」と叫ぶ大仁田を尻目に、象徴である「邪道革ジャン」を着こむと「俺が〝新邪道〟だしん！」と言い残し脱兎のごとくその場を去った。
その後「邪道は死んだしん！ 最強の布陣で臨んだが簡単だった。これからは俺がこれを着て生きていくしん！」と改めて〝新邪道〟を勝手に襲名した。
敗れた大仁田はリベンジを誓うと「ＡＢＥＭＡ」ＭＣのお笑いトリオ「ジャングルポケット」に八つ当たり。さらにグレート・ニタの投入をにおわせたが…。今後の革ジャンの行方とニタの動向に注目だ。
