ルーニー・マーラ、本物の音楽フェスのステージに 大物ミュージシャンも登場 「ソング・トゥ・ソング」特別映像公開

テレンス・マリック監督作「ソング・トゥ・ソング」の劇場公開を前に、本物の音楽フェスでの撮影の様子などを切り取った特別映像が公開された。

特別映像は、ルーニー・マーラ、マイケル・ファスベンダーらキャスト陣が本物のミュージシャンと共演する様子や、プロデューサーやナタリー・ポートマンらが撮影を振り返るインタビュー映像などで構成されている。

少数のスタッフで行われた撮影の風景では、実際にステージで演奏するルーニー・マーラの緊張気味の姿が映し出されるほか、映画に出演したイギー・ポップ、フローレンス・ウェルチ、パティ・スミス、ビッグ・フリーダ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ジョン・ライドン、ブラック・リップスといったミュージシャンたちも登場する。

マイケル・ファスベンダーは「撮影クルーは大忙しだった。海賊みたいに走り回って、あちこちの騒ぎを撮影してた」と語り、ナタリー・ポートマンは「ミュージシャンは自由奔放で強烈な個性を放っている。作品に彩りを添えてるの」と作品の魅力を語っている。また、ライアン・ゴズリング演じる売れないソングライターの恋人役として、本作で演技に初挑戦した歌手のリッキー・リーは、「監督には”自分をさらけだせ”と言われた。”演じるな”と」と撮影を振り返っている。

「ソング・トゥ・ソング」は、音楽の街であるテキサス州オースティンを舞台に、幸せを模索する4人の男女を描いた作品。”何者かになりたいフリーター”のフェイをルーニー・マーラ、”売れないソングライター”のBVをライアン・ゴズリング、”成功した音楽プロデューサー”のクックをマイケル・ファスベンダー、”夢を諦めたウェイトレス”のロンダをナタリー・ポートマンが演じており、リッキ・リー、イギー・ポップ、パティ・スミスなどのミュージシャンがカメオ出演している。「天国の日々」「ツリー・オブ・ライフ」などのテレンス・マリックが、監督・脚本を務めている。

また、公開初日より7日連続でデザイン違いの限定チラシが、入場者プレゼントして配布されることが発表された。サウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映された際に制作された特別ビジュアルがデザインされている。

ソング・トゥ・ソング
12月25日(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
配給:AMGエンタテインメント
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