〝孤高の天才〟元日本代表FW柿谷曜一朗 C大阪から名古屋に完全移籍

天才といわれた柿谷

J1名古屋は24日、元日本代表FW柿谷曜一朗(30)を完全移籍で獲得したと発表した。

「天才ストライカー」と呼ばれた柿谷はC大阪の下部組織出身で、2006年にトップチーム昇格。J2徳島へのレンタル移籍などを経て、2014年にはスイス1部バーゼルに移籍し、16年にC大阪に復帰した。J1通算181試合出場47得点、J2通算168試合出場23得点を記録。日本代表としては18試合5得点をマークした。

柿谷はクラブを通じて「名古屋グランパスの一員として戦えることを大変うれしく思っています。グランパスファミリーのみなさんに認められるためにも最大限努力していきたいと思っています。そして、なにより名古屋グランパスを愛する子供達の憧れになれるように頑張ります!よろしくお願いします」とコメントした。

また、長年所属したC大阪を通じ「2016年昇格に向けた最後のプレーオフ。『絶対昇格するんだ』と選手、スタッフ、サポーターがあれほど1つになった試合は生涯忘れません。僕のセレッソ人生一番思い出に残っている試合です。そしてなにより背番号8をつけて戦ううれしさ、楽しさ、辛さ。すべてがかけがえのないものになりました。チームを離れますが、サッカー選手 柿谷曜一朗を応援してもらえるとうれしいです。長い間、本当にお世話になりました」とファンに別れを告げた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社