虎の守護神が複数年契約で残留―。阪神は24日、一度、保留者名簿から外れ、自由契約になっていたロベルト・スアレス投手(29)と来季契約において、合意したと発表した。契約は複数年契約で、2年推定250万ドル(約2億5750万円)で折り合いがついた模様。
スアレスは球団を通じ「またタイガースの一員として戦えることをうれしく思います。来季こそは、このチームメートたちとファンの皆さんと一緒に優勝することができるように、チームの勝利に多く貢献できるように頑張ります」とコメントした。
スアレスは今季、ソフトバンクから移籍加入。シーズン途中から今季限りで引退した藤川球児投手(40)の後継としてクローザーを務めるなど、51試合で防御率2・24、25セーブを挙げ、リーグ最多セーブの初タイトルも獲得していた。
契約が切れた今オフは本人が以前からメジャー挑戦を視野に入れていたこともあり、いったんはチームの保留者名簿を外れる形となった。日米からその去就が注目されていた。(金額は推定)