【東京女子】プリンセス王者・坂崎ユカ 団体の世界進出へ「カシンさんについていきます!」

1・4後楽園で辰巳リカの挑戦を受けるプリンセス王者・坂崎ユカ

来年1月4日の東京女子プロレスの東京・後楽園ホール大会で辰巳リカの挑戦を受けるプリンセス・オブ・プリンセス王者、坂崎ユカが団体の世界進出を目指す。

辰巳とはプロレスラーになる前も音楽ユニット「DPG」に一緒に所属しており、そこから共に東京女子に入団した。それだけに今回のタイトルマッチを「付き合いは長くて思い入れは深いですけど、入ってしまったらリカがケガで欠場が続いたというのもあってすれ違っている時間が長かった。だから今回は久しぶりに同級生に会うような気持ちですね」と感慨深げに話した。

もちろん負けるつもりはさらさらない。王者として団体をさらなる高みに引き上げるつもりで「今までは東京ドームシティホールが一番大きい会場なので、その隣の東京ドームとか日本武道館を目指したいです。今年は4月にアメリカ・タンパでの興行がなくなったので改めて海外進出もしたい」と力を込める。

そこで注目するのが、東京女子の代表コーチに就任した〝悪魔仮面〟ケンドー・カシンの存在だ。カシンも「目指すは東京ドーム、そしてサンダードーム」とぶち上げ、団体底上げのために甲田哲也代表の改造に着手している。サンダードームとは現在フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールドにあるWWEの特設会場だ。

坂崎も団体の発展と大会場進出には甲田代表の成長が不可欠だとして「てっちゃん(甲田代表)が強くなってもらわないと、大きいところに行けない。カシンさんがてっちゃんを『黒く染める』とおっしゃっていたのでお願いします。カシンさんについていきます。目指すは東京ドーム、そしてサンダードーム!」と声を大にした。

大会場と世界進出のためにも、2021年の最高のスタートを切る。

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