無断で車通勤、駐車場代を不正に減免 横浜市消防局、男性消防士を停職処分

旭消防署

 横浜市消防局は24日、届け出せずに自家用車で出勤した上、駐車場料金を不正に減免処理していた旭消防署の男性消防士(39)を停職1カ月の懲戒処分にした、と発表した。

 同局によると、男性消防士は2018年2月~20年7月の計54回にわたり、出勤時に使った自家用車を職場に直結している旭区役所総合庁舎の駐車場に止め、不正な減免処理を行っていた。職場にある減免処理の機械を勝手に操作。駐車場の警備員が不審に思い発覚した。不正に免れた駐車場料金の総額11万5200円は、駐車場の指定管理者に支払ったという。

 同局はこのほか、飲食中にトラブルとなった知人男性の頬に平手打ちをするなどした中消防署の男性消防士(25)を減給6カ月(10分の1)とした。

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