室井佑月 安倍前首相の謝罪会見に「嘘つきはいらないんですけど。怖いです」

室井佑月

タレントの室井佑月(50)が24日、ツイッターを更新。この日、安倍晋三前首相(66)が「桜を見る会」前夜の懇親会を巡る問題について開いた会見について、自身の見解を語った。

安倍氏はこの日、後援会の収支報告書に「桜を見る会」前夜の懇親会の収支を記載しなかったとして、同氏の公設第一秘書が東京地検特捜部に政治資金規正法違反の罪で略式起訴されたことについて会見を開いた。会見で安倍氏は「政治責任は極めて重い」と謝罪した上で「会計処理は自身の知らない中で行われていた」と述べている。

室井は「なんで嘘をついてはいけない国会で、あたしたちに嘘をつきまくった人が、反省としてあたしたちに向かってこれから真摯に働いていく、っていうようなこといえるの? 嘘つきはいらないんですけど。怖いです。」と切り込んだ。

続けて「これが許されるなら、国会で話されていること、これからすべて疑ってかかる。国会での話し合いを、新聞やテレビで取り上げても、『そういってるけどさ?』みたいな。あたしはすっごく混乱するけど、みなさんはどう?」と問いかけた。

その上で「森羅万象つってたけど、あれも嘘だな。だって、秘書の動き知らなかったし。」と、過去に安倍氏が国会で「総理なので森羅万象すべて担当している」と発言したことについても、あらためて批判。

さらに別のツイートでは「安倍さん、会見での記者の質問に、今回の件だけでほかに有権者の接待はない、って断言した。もし、出てきたら、どうすんだろ。だって、秘書がなにしてるかもわかってなかっただし。思うにあの人、その場を乗り切りたいだけね。」とバッサリ切り捨てた。

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