広島・野間峻祥外野手(27)が新トレーニングで来季の飛躍を狙っている。6年目の今季は70試合の出場に留まりレギュラー奪取とはいかず悔しい一年となった。そこでこのオフから新たに導入しているのがトレーナーの小山裕史氏が推奨する初動負荷トレーニングだ。
これはイチロー氏や山本昌氏らも実践した練習法で「自分の体を思ったように使いたい。そのためにはある程度のしなやかさが必要」との思いから今月の5日間で鳥取の「ワールドウィング」に出向いて取り組みを始めたという。
すでに「間接周りが動いている感じがある」と可動域の違いを実感しており、年明け以降も神戸になる同ジムでさらに鍛錬を重ねるつもり。「いい状態でキャンプに入っていけるように準備したい」と勝負の年となる来季は〝ニューボディー〟で真価を発揮したいところだ。