バッティングセンターで200キロの剛速球を捕球する動画が大ヒット「ボールを取るのは全く怖さはない」
ギャル系野球女子YouTuber・めいちゅんが話題となっている。バッティングセンターで200キロの剛速球を捕球する動画が大ヒットし、昨年6月に自身のYouTubeチャンネル「めいちゅんちゃんねる。」を開設。登録者数4.25万人で、総再生回数は450万回の大人気チャンネルとなっている。このほどFull-Count編集部はインタビューを敢行し、22歳の野球女子の経歴や、その魅力、YouTuberとしての夢に迫った。
都内のバッティングセンターに乾いた音が鳴り響く。めいちゅんは青のユニホーム、ホットパンツに身を包み、130キロの球を悠々とキャッチした。「ボールを取るのは全く怖さはないですよ。200キロも構えていれば取れるんですよ。バッティングセンターのボールなら正面に入ったら取れるので」。本塁ベース後方で構える姿には風格すら漂わせる。
スポーツ大好き女子だった。小学校3年からソフトボールを始め、小学生時に全国ベスト8。中学では捕手、三塁手として千葉県の選抜チームに選ばれた。「ガチでやってました」。高校卒業後にはプロボーラーを目指してボウリング場でアルバイトもした。ベストスコア286とハイレベルだったが、1児のシングルマザーで夜の仕事も兼業した。「朝も夜も働いていて体がきつくなった」と水商売一本に絞ったという。
しかし、人生は何があるか分からない。「朝ラウンジをやっていたのですが、お客さんに草野球をやっている方が多かったんです。昼間に仕事が終わると、ちょうど草野球をやっているじゃないですか。お客さんのアフター感覚で野球へ行っていました」。
「メイクが濃いから『めいちゅん』。始球式のように“捕球式”をやってみたいです」
ド派手な金髪で濃い目のメイク。「見た目はキャバ嬢。めちゃくちゃギャルでした」と苦笑いで振り返る野球女子は、周囲の注目を集めた。「三塁とか遊撃を守ってましたが、周りから見たら面白かったんでしょうね。みんな物珍しそうな感じで見てました」。野球系YouTuberに声をかけられてデビュー。チャンネル名については「メイクが濃いから『めいちゅん』と呼ばれていて。そんな単純な理由です」。学生時代の捕手経験を駆使した捕球動画がバズリにバズった。
「表に出るのが苦手で、ホントはあまり話せないんですよ。もっと話せるようになりたいと自分を変えたいというのもありました。YouTubeのおかげで話せるようになりました。自分の好きなことをやっているので本当に楽しいです。リア充ってやつですね(笑)」。少女時代に巨人・小笠原道大(現・日ハム1軍ヘッドコーチ兼打撃コーチ)のフルスイングに魅せられたというギャルは充実した表情で語る。「野球ショップとかバッセンだと話しかけられるんですけど、『渋谷を歩いていたら絶対に分からない』と言われます。照れくさいです」。
1998年11月20日生まれの22歳。「給食のおばちゃんになりたいです。食事を作るのが好きなので。子どもに作るのもそうですし、家族が美味しいと言ってくれているので。誰かに出せるものを作りたいなと思います」と将来の夢を語るが、野球女子としての夢もある。
「プロ野球の始球式のように“捕球式”をやってみたいですね。野球女子の子とバッテリーを組んでみたい夢もありますし、プロ野球選手の球を受けてみたい気持ちもあります。それが一番の大きな夢です。いつかダルビッシュ投手の球を受けてみたいです」
YouTuberとしては週1、2回の撮影を行っている。大きな夢を胸に秘め、YouTube活動を続けていく。
【動画】200キロ捕球で感覚麻痺? ギャル系野球女子めいちゅんが170キロを「全然怖くはなかった」と余裕キャッチする実際映像
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【動画】「すごいな…」元プロ野球捕手も絶賛したギャル系野球女子めいちゅんの“ビタ止め”映像
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(小谷真弥 / Masaya Kotani)