【四條畷市長選】父を負かした現職に息子が挑む!ひがしの意識低い選挙ウォッチ

こんにちは、自称日本一意識低い政治ライターのひがしみすず(@misuzu_higashi)です。 今日はこの記事にたどり着いてしまった皆様と、年内最後、12月27日投開票の四條畷市長選挙をウォッチしてみようと思います。

そもそも「四條畷(しじょうなわて)」ってどんな街?

四條畷、すごい地名ですよね。正直読み方もどこにあるのかも知りませんでした。奈良県寄りの大阪府に位置し、読み方は「しじょうなわて」。 お笑い芸人のロザン・宇治原氏や詩人の俵万智氏の出身地だそうです。

Fotune Dollというご当地アイドルユニットがいるそうですが、現在は新型コロナウイルスの影響で思うように活動ができていない様子。

トップ画像にも登場していただいたゆるキャラ「くっすん」はゆるキャラグランプリ370位。微妙だなあ……!(心の声)

現職vs元職の息子。地味なドラマが……!?

そんな四條畷市の市長任期満了による選挙が年末に行われるわけですが、この選挙にはドラマが隠されているのです……!立候補しているのは新人・土井かずよし氏と現職・あずま修平氏(立候補順)。 大阪維新の会公認の新人が地元出身の若い現職に挑む形です。

あー、大阪によくある現職vs維新ね、で終わらせないでください。ちょっと待って。 この新人の土井氏のお父さん、元四條畷市長なんです。 しかも前回の2017年四條畷市長選に再選を狙って立候補したところ、現職のあずま氏に敗北し、市長の座を奪われてしまった人なんです。 そして出てきたのが土井一憲氏の息子、土井かずよし氏!!

見ろ!!!イケメンだ!!!イケメンの息子が出てきたぞ!!! 維新らしい大胆な「身を切る」改革を掲げ、選挙運動を頑張っている様子がTwitterから伺えます。気になる具体的な政策はというと、市長の給与は30%カット、退職金はゼロに。しかも市長の交際費は廃止!これもwithコロナに合わせた政策なのでしょうか!? そして現職のあずま氏にはできない維新の候補ならではの「府と市の強力な連携」も同時にアピール。 四條畷市民は改革を望むのか?土井氏は父の悲願の達成なるか!?週末がドキドキですね……!

一方、現職のあずま修平氏は28歳で当選し、全国最年少市長として過ごした4年間の実績で勝負。公式webサイトを見てみると、結構すごいんですよ。 ざっとあずま市長の実績を見てみたところ、やはり目立つ実績は人口増。特に2019年は0~14歳、30~44歳という子ども&子育て世代が増加しているという結果が!少子高齢化の時代にすごいなあ……。 それによって税収が増加し、四條畷市独自のサービスが充実したそうです。今年の8~9月は水道基本料金が無料化されていたり、特別定額給付金の対象外となっていた新生児・おなかの赤ちゃんにも独自に10万円を給付したり。増えた子育て世代としては有り難い実績!

他にも地方債が地道~に減っていたり、若い市長、頑張ってきたようです。Twitterは真面目な印象。

四條畷市長選は12月27日(日)投開票!

四條畷市長選はもう今週末!12月27日(日)投開票です。 現職が実績を引っさげて再選するのか、新人が父の意思を引き継ぐことになるのか!? 4年間の実績に対する市民の評価がダイレクトに下されることになるであろうこの市長選。ぜひ四條畷市在住の皆様は投票所に足を運んでくださいね!

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