鷹・甲斐 パ捕手最高年俸1・65億円「守備をすごく評価してもらった」

満面の笑みを浮かべる甲斐

ソフトバンクの甲斐拓也捕手(28)が25日、福岡市内の球団事務所で契約を更改し、5500万円アップの年俸1億6500万円でサインした。

今季はリーグ最多得票での4年連続ゴールデングラブ賞を獲得。3年ぶり2度目となるベストナインにも輝いた。「球団からディフェンスの部分をすごく評価していただいた。ずっとケガをせずに支えてくれているという言葉がうれしかったです」と笑顔を見せ、胸を張った。

攻撃面では11本塁打と勝負どころでの一発も多かった一方で、打率2割1分1厘と低迷。「課題は打撃面。もう少し結果を残さないといけない」と表情を引き締めた。

「責任感を持って、個人としてもチームとしても一番の目標である日本一5連覇に向かって頑張りたい」。今オフ、年俸1億6000万円で更改した西武・森友哉捕手(25)を抜いてパ・リーグの現役最高給捕手となった甲斐が、来季も扇の要で常勝軍団を支える。(金額は推定)

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