レメイヒュー再契約の可能性は80%以上? ヤ軍と相思相愛

正二塁手ロビンソン・カノーが薬物規定違反で162試合の出場停止処分を受けているメッツは、ヤンキースからフリーエージェントとなったDJ・レメイヒューの獲得を検討していることが報じられている。ヤンキースはアーロン・ブーン監督とブライアン・キャッシュマンGMが声を揃えてレメイヒューとの再契約が今オフの最優先事項であることを明言しているが、潤沢な資金力を持つメッツが参入することはレメイヒュー争奪戦にどのような影響を与えるのだろうか。

「YESネットワーク」のメレディス・マラコビッツは「メッツの参入による影響はあまりない」と分析している。マラコビッツは日本時間12月24日、「MLBネットワーク」の「ハイヒート」という番組に出演し、レメイヒュー争奪戦の動向をリポート。そのなかで「ヤンキースはレメイヒューとの再契約に強い関心を持っており、レメイヒューがヤンキースに戻ってくる可能性は非常に高い」との見解を示した。

「レメイヒューが(来季も)ニューヨーク・ヤンキースの選手となる可能性は80%以上と言っていいだろう。ブライアン・キャッシュマンは(レメイヒューとの再契約が)最優先事項だと公言している。ヤンキースが最優先事項を公言してその契約を成立させられなかったケースを思い浮かべてみようとした(のだが、思い付かない)」とマラコビッツ。ヤンキースが「本命」を取り逃す可能性は低いと考えているようだ。

マラコビッツはレメイヒューがメッツ移籍を選ぶとしたら、それは「メッツが金額や年数でヤンキースをはるかに上回る条件をオファーした場合に限られる」と指摘。さらに「レメイヒューがヤンキースに残りたいと思っているか?と聞かれたら、私はその答えはイエスだと思っている。ヤンキースがレメイヒューの残留を願っているか?と聞かれたら、その答えは間違いなくイエスだ」と語り、レメイヒューとヤンキースが相思相愛であることを強調。レメイヒューは来季以降もピンストライプのユニフォームを着てプレーする可能性が高そうだ。

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