【柔道】冨田若春 宿敵・朝比奈沙羅に「どんな形でもいいので全力で勝ちに行く」 27日 皇后盃

皇后盃で頂点を狙う冨田若春

体重無差別で女子柔道日本一を決める皇后盃全日本女子柔道選手権(27日、東京・講道館)の前々日会見が25日、都内で開かれ、10月の講道館杯女子78キロ超級で大会2連覇を果たした冨田若春(23=コマツ)が意気込みを語った。

現在も変わらず調整ができているといい、通常は4月に行われる大会についても「時期は関係ない。講道館も小学生の時よく試合をしていた場所。久々なので頑張りたい」と力を込めた。

逆のブロックで同級の朝比奈沙羅(24)が出場するが「ずっと負けている相手。どんな形でもいいので全力で勝ちに行く」と燃えている。今回は東京五輪同級代表の素根輝(20)が出場しないこともあり、必勝を期した。

視線の先にあるのはパリ五輪だ。「1、2番手を争う位置にいないといけない。ここで勝ち切ってアピールしたい」。最近ハマっているのはお菓子作り。得意だというチーズケーキパワーで優勝を狙う。

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