福井知事「再稼働の議論入れず」

関電の県外候補地年内提示断念に

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 福井県の杉本達治知事は25日、関西電力が原発の使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設の県外候補地を年内に提示できなかったことに「大変遺憾。改めて報告に来るのを待ちたい」と述べた。候補地提示が、運転開始から40年を超えた関電の原発再稼働の議論を始める大前提だと改めて明言し「議論に入れない」との見解を示した。

 提示の当初の期限だった2018年に続き、県との約束が守られなかったのは2度目。県庁で取材に応じた杉本知事は「信頼関係が悪い方に動いているのは間違いない」と苦言を呈した。ただ「さまざまな調整が必要な案件だ」と関電に理解も示した。