香取慎吾主演「アノニマス」で山本耕史がライバル役に。16年ぶりの共演が実現!

テレビ東京系では2021年1月25日から、香取慎吾主演の連続ドラマ「アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜」(月曜午後10:00)がスタート。香取演じる主人公・万丞渉の元同僚でライバル役に山本耕史が決定し、16年ぶりのドラマ共演を果たす。

本作は、SNSでの誹謗中傷をテーマにした新しいサスペンスドラマ。インターネットの誹謗中傷や炎上などが後を絶たず、キーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)が、昨今社会問題になってきていることを受け、警視庁に新設された「指殺人対策室」(通称・指対)に所属する万丞(たちが、顔の見えない犯罪者=アノニマスを捜査し見つけ出し暴いていく。主演の香取が民放ドラマに出演するのは5年ぶり。同系のドラマ出演は1988年の「あぶない少年Ⅲ」以来33年ぶりとなる。

山本が演じるのは、万丞がかつて所属した捜査一課の刑事・羽鳥賢三。2人の共演はNHK大河ドラマ「新選組!」(04年)以来16年ぶりとなるが、プライベートでは親友の2人が、今作では対立関係を展開することになる。何かと万丞につっかかる羽鳥と、そんな羽鳥を疎ましく思う万丞の元同僚バトルは必見だ。

山本は「香取くんとは大の仲良しなので本当にうれしい限りです。最初香取くんがテレビ東京でドラマをやるって聞いた時に『何で俺に話が来ないのかな(笑)』と思ったくらいで。香取くんから『出てくれないんですか!』と言われて、『オファー来てないから!』って返してスケジュールの話をしていたら、すぐに出演のオファーをいただけました! ぜひ一緒にやりたいと思っていたけど、まさか本当になるとは思わなかったところもあるからうれしいです。香取くんの久しぶりの民放の連ドラなので、少しでも力になれればうれしいなと思います」と喜び、熱くコメント。

また、今作について「僕自体がそんなにSNSをやっていないですが、ニュースでもここ最近、SNSの犯罪は社会の問題として目にすることもあります。今までこういったドラマがなかったのは意外だったというのもありますが、今まさに社会の問題として目をつぶっていられないような状況になりつつあります。投稿する側は軽い気持ちでも、受け取る側は真摯(しんし)に受け止めてしまうこともある。それを今回のドラマ、香取くんという主役を通して、メッセージ性の強い、現代にマッチした伝えるべきテーマだと思うので、丁寧に演じて作っていきたいと思います」とテーマ性に触れ、意気込む。

続けて「香取くん自身も連ドラが久しぶりですし、僕らの共演も久しぶり。メッセージ性の強い作品なのでいろんな角度から楽しめていろんな角度から刺激を受けるドラマになると思うので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。見た人がSNSであまりたたかないようにしてくだされば…(笑)」と本作になぞらえたジョークでアピールしている。

SNSのトラブルが後を絶たない中、警視庁は、世論の声に応えるべく試験的に専門の対策室「警視庁指殺人対策室」を新設。集められたメンバーは、万丞をはじめ、出世コースから外れたくせ者ばかり。そんなある日、ある夫婦が対策室を訪ねて来る。先日、1人暮らしをしていた娘が自殺し、警察は「事件性なし」として早々に捜査を打ち切られたが、ファッションモデルである娘がネット上で激しい誹謗中傷に遭っていたことを知り、娘を死に追いやった人たちを捕まえてほしいと依頼。ここから、指対の捜査が始まる。

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