バスケットボールの全国高校選手権第3日は25日、東京体育館で男子の2回戦が行われ、神奈川代表の法政二は97─91で東北学院(宮城)を破って初のベスト16進出を決めた。
法政二は第1クオーターに深沢寿(3年)や佐藤正樹(2年)らが得点を重ね、一気に14点差をつけた。第2クオーター以降も佐藤正が高い確率で3点シュートを沈めてリードを保った。最終クオーターに猛追を受け、一時4点差まで詰め寄られたが、フリースローを確実に決めるなどして振り切った。
就任17年目の鈴木恭平監督(43)は「生徒がチャンスをつかんでくれた。本当にうれしいですね。ありがとうな」と隣にいた選手たちを笑顔でねぎらった。
キャプテンの佐藤悠真(3年)は「ここまできたら8強に入って、センターコートに立ちたい。全員であしたも勝ちたい」、深沢も「しっかりやって、いろんなチームに挑戦できるように頑張りたい」と意気込んだ。
法政二は26日の3回戦で尽誠学園(香川)と対戦する。