SP3位・宇野昌磨「見に来てくれた方がどう感じたかを率直に聞きたい」フィギュア全日本

久々の実戦となった宇野(代表撮影)

フィギュアスケートの全日本選手権(長野・ビッグハット)が25日、開幕した。男子ショートプログラム(SP)で、94・22点で3位発進となった宇野昌磨(23=トヨタ自動車)は演技後、感謝の気持ちを述べ、フリーへの意気込みを語った。

「本当に今日は楽しかったです。フリーでもう一度、滑らせてもらえることに感謝しながら、今日まで頑張ってきた自分を楽しませ、滑りたい。こんな状況で大会を開いてくれる主催者、観客やテレビを見ている皆さんのおかげで大会が成り立っている。ありがとうございます」。

スイスに拠点を置く宇野は、今季、出場を予定していた大会が中止になり、これが初戦。「自分がどれだけ成長したか実感できる場がなかった。見た人、見に来てくれた方が、どう感じたかを率直に聞きたい」と、ファンからのリアクションを期待していた。

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