ニューヨーク州北部の国境に近い、フォートドラム陸軍基地配属の行方不明になっていた兵士の射殺死体が、ニュージャージー州サセックス郡バイラムの雪の積もった雑木林で発見された。同郡当局が21日に発表した。同日付NBCニューヨークが伝えた。
テネシー州出身の20歳の兵士、ヘイデン・ハリスさんは17日夜、同僚の兵士と「ある車種の車の交換」をするために、フォートドラム基地からマサチューセッツ州ウォータータウンへ向かって以来、消息を絶っており、19日に遺体が発見された。
当局は、ハリスさんが17日夜に会うはずだった別の兵士、ジャマール・メリッシュ容疑者(23)が、ハリスさんを誘拐・殺害したとみている。
同容疑者は、ニューヨーク州で身柄を拘束されており、「ハリスさんとシボレーのピックアップ・トラックと交換することになっていた」と述べた。
ハリスさんは陸軍功労勲章、国防従軍章などの受賞歴があり、昨年7月に同基地に配属され、死後に伍長に昇進した。