フランスのミカエル・ミシェル騎手(25)が来年1月に来日し、JRAの短期免許を取得して、日本での騎乗を予定していることが本紙の取材で分かった。
現在、来日に向けビザの取得や書類の申請を行っている段階。順調に審査が通れば来年1月中旬に来日し、約2週間の隔離期間を経た後、2月前後をメドに騎乗が可能となる。実現すれば、JRAでの短期免許での騎乗は初となる。
ミシェルは2019年8月に開催されたワールドオールスタージョッキーズで初来日し、初勝利を挙げるなど大活躍。また、今年1月には地方競馬の短期免許を取得して30勝を挙げ、南関東の短期免許取得外国人騎手の最多勝記録を更新した。
大の親日家としても知られ、フランスに帰国後もJRAの通年免許取得を最大目標に日本語の勉強に励み、日本の競馬情報チェックも欠かさない。
JRAの女性ジョッキーは現在、藤田菜七子一人だが、JRA競馬学校騎手課程の永島まなみ候補生、古川奈穂候補が来春のデビューを目指していて、今後はミシェルを含めた女性ジョッキーたちによる華やかな競演が見られそうだ。