【東京大賞典】ウェスタールンド佐々木晶三調教師「広いコースの方が競馬はやりやすい」

8歳馬ながら鞍上を振り落とさんばかりの気合を見せるウェスタールンド

【カウントダウン東京大賞典:聞かせて!核心】“ダート版有馬記念”第66回東京大賞典(29日=大井2000メートル)で初のGⅠ制覇へ挑むのがウェスタールンド(セン8・佐々木)だ。すでに8歳となる古豪だが、今年は4戦してすべて馬券圏内と堅実な走りを続けている。待望のタイトル奪取に向け、管理する佐々木晶三調教師(64)もやる気満々だ。

――前走の浦和記念(3着)を振り返って

佐々木 惜しい競馬だった。直線の短い小回りでは難しいところもあったけど、うまく対応してくれて、この馬の力は発揮してくれたと思う。

――その後の調整は

佐々木 レース後も順調だよ。前走は追い切り後のアクシデントでみやこS出走を自重して、予定を延ばしての出走だった。そのことからも一度使っての上積みは大きいでしょう。

――今回は大井の二千という条件です

佐々木 どちらかといえば左回りの方がいいタイプだけど、広いコースの方が競馬はやりやすいだろうね。前回の浦和より、大井の方がいいことは間違いないと思う。

――それではレースへの意気込みを

佐々木 安定していつも最後は脚を使ってくれるからね。今回はさすがにメンバーも揃ってくるけど、流れひとつでチャンスはあるだろうと楽しみにしているんだ。

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