鷹・千賀4年連続ポスティング申請に球団の反応は…

契約を更改した千賀滉大

今季のパ・リーグ投手3冠に輝いたソフトバンク・千賀滉大投手(27)が26日、福岡市内の球団事務所で契約を更改し、1億円アップの年俸4億円プラス出来高でサインした。

今季は故障の影響で開幕に出遅れながらも規定投球回をクリア。11勝6敗、防御率2・16、149奪三振でタイトルを獲得した。球団から「中心となってしっかり投げてもらった」と高い評価を受け、大幅昇給を喜んだ。

かねてメジャー志向の強い千賀。早ければ来季中に国内FA権、その翌年には海外FA権の取得条件を満たす。最短で2年後のオフに海を渡る条件が整うことになる。

1時間15分に及んだ交渉では、2017年オフから訴え続けているポスティングシステムによるメジャー移籍を改めて要望。球団との話し合いは「この表情の通りです。特に変わりありませんでした」と、望むような大きな進歩がなかった様子だった。(金額は推定)

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