AIの遠隔診断で白内障を判別

日本初、スマホで映像分析

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スマートフォンで目の映像を撮り、AIで解析する清水映輔医師(右)=10日、東京都新宿区

 慶応大発の医療ベンチャー企業「オーユーアイ」(東京)は26日までに、スマートフォンで撮影した目の映像を人工知能(AI)で解析し、白内障かどうかを瞬時に判別できる診断機器を開発した。眼科医がいない地域や本格的な検査機器がない場所でも遠隔地から白内障診断の支援ができるのが特徴。

 将来、国内外での実用化を目指しており、ベトナムやアフリカ南部マラウイなどで臨床研究を始めた。日本眼科学会によるとAIを使った白内障の検査機器は例がないという。

 医師でもある同社の清水映輔社長は「白内障は早期発見、早期治療をすれば治る病気。世界中で失明する人たちを救いたい」としている。