【全日本柔道選手権】影浦心「全てにおいて下回っていた」羽賀に反則負けで3回戦敗退

3回戦で羽賀(左)に敗れた影浦(代表撮影)

体重無差別で柔道日本一を決める全日本柔道選手権が26日、東京・講道館で行われ、東京五輪男子100キロ超級代表補欠の影浦心(25=日本中央競馬会)は3回戦で姿を消した。

10月の講道館杯同級で優勝した勢いそのままに、初戦の2回戦を危なげなく突破したものの、100キロ級の羽賀龍之介(29=旭化成)を相手にすると、なかなかペースをつかめないまま延長に突入。11分41秒という長い試合は、指導を3つ取られての反則負けとなった。

4回目の出場で必勝を期していただけに、試合後は「全てにおいて下回っていた。それだけです」と言葉少な。それでも「全日本チャンピオンになるには足りないものがあるのだと思う。もっとレベルアップしてまた戻ってきたい」と前を向いた。

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