なにわ男子の新曲「夜這星」が大西流星主演「夢中さ、きみに。」の主題歌に

なにわ男子の新曲「夜這星(よばいぼし)」が、大西流星が主演を務め、MBSほかで2021年1月7日にスタートするドラマ特区「夢中さ、きみに。」(木曜深夜0:59)の主題歌に決定した。

ドラマは、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 新人賞、第24回手塚治虫文化賞 短編賞をはじめ、多数の賞を総ナメにした和山やま氏の同名短編作品集が原作。ユニーク過ぎる男子高校生・林美良(大西)と二階堂明(高橋文哉)を中心に展開する、高校生たちの少し不思議な、なんでもない日常が淡々と丁寧に描かれる異色の青春群像劇だ。

作品のメガホンを取るのは「MIU404」「アンナチュラル」(ともにTBS系)など、ヒット作を生み出してきた塚原あゆ子氏。そして、脚本は映画「桐島、部活やめるってよ」で第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞し、数々の話題作を手掛ける喜安浩平氏が担当。原作の独特な世界観を大切に、高校時代というはかなく尊い世界をみずみずしく描く。

「夜這星」は、ドラマのために描き下ろされた楽曲となり、毎回ドラマのエンディングを飾る。大西は主演を務めるだけでなく、主題歌も担当することに対して「聞いた時はとても驚きましたが、メンバーも喜んでくれてとてもうれしかったです」と顔をほころばせ、「歌詞がドラマの内容にピッタリで今までのなにわ男子のオリジナル曲とは違った曲調なのでグループとしても挑戦になる曲なのかなと思います」と説明。「この主題歌とともにドラマ『夢中さ、きみに。』を盛り上げて、視聴者の皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります!」と意気込みを語っている。

そして、オープニングテーマは、4人組ロックバンド・Broken my toyboxの「Hello Halo -ReLight-」に決定。ボーカル&ギターの藤井樹は「決してスポットライトを独占するわけではない彼らの愛しい青い春に、この楽曲の希望の行末や、その結末がどう共鳴していくのか、今から楽しみで仕方がありません」とメッセージを寄せている。

また、前田旺志郎、河合優実、望月歩、伊藤万理華の出演も決定。「林編」に登場する前田は、林の通う高校の後輩の美術部員で、「絵のモデルになってくれませんか?」と林にお願いし、林をモデルに絵を描くことになる小松豊、望月も林と同じ高校の後輩で、先輩であるマサヒロさんにパシリにされている山田章太郎を演じる。

前田は「この作品を読ませていただいた時、自分が中・高生だった頃の小さな小さな日常の感情や思い出たちがたくさんよみがえりました。原作を好きな方、今回ドラマで初めてこの作品を知った方、そのどちらの方にも僕と同じように何か感じることがある作品にしたいと思います。また、作品自体のすてきな雰囲気の中に小松豊としてちゃんとなじめるように頑張りたいです。皆さんぜひぜひご覧ください」と意気込みを語る。

望月は「『夢中さ、きみに。』は、短いエピソードが集まった作品集なのですが、その一つ一つや登場人物みんながすごく魅力的です。深い感動を与える訳でもないのにどこかほっこりして、そのエモさがすごく好きでした。そんな作品に携われて幸せです。見てくださる皆さんもこの世界に『夢中』になってくれたらうれしいです」と呼びかける。

そして、「二階堂編」で伊藤と河合が演じるのは、ともに原作では描かれていないドラマオリジナルキャラクター。伊藤は、二階堂のクラスメートで、クラスの女子の中でもムードメーカー的存在の篤子、河合は目高優一(坂東龍汰)らと仲が良く、クラスの女子のリーダー的存在の荒川に扮(ふん)する。

「和山やまさんの作品が大好きで原作も持っているので、このドラマに参加できてとてもうれしいです!」と喜びを伝える伊藤は、「学生時代、ああいう子いたな…と懐かしくなって1人で笑いながら読んでいました。ドラマをご視聴いただいた方にとってもそんなふうに楽しめるものになるといいなと思います。クラスの一員としても、二階堂の動向を観察しながら撮影を楽しみたいです」と撮影に期待を寄せる。

河合は「実写化の作品に参加するのが初めてなので、この世界の中に入れるんだ…!と、ワクワクしながら原作を読ませていただきました。和山やま先生が描いた、ささやかなのに絶妙な味わいがある高校生たちの魅力が、皆さまの胸にじんわり残るようなドラマになればいいなと思っています」とコメントしている。

本作は、テレビ神奈川(1月7日スタート 木曜午後11:00)、チバテレ(1月8日スタート 金曜深夜0:00)、テレ玉(1月13日スタート 水曜深夜0:00)、とちテレ(1月14日 木曜午後10:30)、群馬テレビ(1月14日 木曜午後11:30)でも放送される。

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