介護スタッフの求人で相談・面接会 浦添市グッジョブ連携協

 【浦添】沖縄県浦添市グッジョブ連携協議会(大城千栄美会長)は5日、求職中のおおむね55歳以上を対象に介護補助スタッフ求人相談・面接会(共催、浦添市・ハローワーク那覇)を浦添市役所内で開いた。県内企業5社の担当者が参加者と対面で相談を受けたほか、パネルでの事業紹介もあった。(中川廣江通信員)

 2社の担当者と対面した60代の男性は「親の介護をするために仕事を辞めた。介護の合間に介護の仕事をしながらプロから学び、親の介護にも生かして資格を取りたい。自分の条件を受け入れてもらえる事業所があった」と就職に前向きな姿勢を示した。また、50代の女性は「新型コロナウイルスの影響で長年勤めた菓子製造会社を解雇になった。仕事を見つけなければ」と話に耳を傾けていた。

 ハローワーク那覇のシニア担当職員は「シニア層の方々は社会性が備わり、コミュニケーション能力が高いので支援していきたい」と話した。

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