【WWE】女帝アスカと女王様シャーロットが〝敵地〟でWWE女子タッグ初防衛!

アスカとシャーロット・フレアー(左)は敵地のSDで堂々初防衛に成功した(©2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ25日(日本時間26日)】WWEのスマックダウン(SD)大会が配信され、〝女帝こと〟ロウ女子タッグ王者で、WWE女子タッグ王者のアスカ(39=華名)と〝女王様〟ことシャーロット・フレアー(34)組が、対抗ブランドのスマックダウン(SD)で見事に初防衛に成功した

相手はSD女子王者のサーシャ・バンクス(28)とビアンカ・ブレア(31)組、前SD女子王者のベイリー(31)と元同王者のカーメラ(33)。現在のSD女子トップ4ともいえる強豪メンバーだ。

試合はトリプルスレットエリミネーションマッチで行われ、シャーロットとともにゴージャスにリングインしたアスカは「誰でもかかってこいや!ワイらがチャンピオンじゃ!」とまず王者の貫禄を見せると、ベイリー、サーシャ、ビアンカ、カーメラが次々にリングイン。果てしない舌戦の後にゴングが鳴った。

開始からアスカとシャーロットは、タイミングズバリの合体キックをベイリーに、すぐさまアスカはカーメラにヒップアタックを決めて主導権を握る。6分過ぎにはサーシャが、かつての相棒で遺恨の相手で元2冠王のベイリーをフロッグスプラッシュで沈めて、まずベイリー組を脱落させる。

ここからはアスカがヒップアタック、シャーロットがフィギュアエイト(ブリッジ式足4の字固め)、サーシャがメテオラを放つなど、王者勢が必殺技を次々と披露する。

しかし最後はアスカのダブルニーからシャーロットがナチュラルセレクション(回転式カッター)をビアンカに叩き込んで3カウント。〝女帝女王様コンビ〟が、SDの強豪2チームを圧倒してWWE女子タッグ王座初防衛に成功した。この2人にかなう相手はいるのか。

アスカとシャーロットの快進撃は2021年も続きそうだ。

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