【WWE】ユニバーサル戦金網マッチは王者レインズがオーエンズに手錠をかけて防衛

金網戦でケビン・オーエンズ(右)を下したローマン・レインズはベルトを誇示(©2020-WWE,-Inc.-All-Rights-Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ25日(日本時間26日)】WWEのスマックダウン(SD)大会が配信され、WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(35)が、遺恨深まるケビン・オーエンズ(36)とのスチールケージマッチに臨み〝頭脳プレー〟で王座防衛に成功した

20日「TLC」の王座戦では大混戦の末に王者がギロチンチョークで勝利。再戦となったこの日、レインズは開始からヘッドバットやビックブーツで攻め込む。一方、連敗が許されないオーエンズもDDTからセントーン、キャノンボール、フロッグスプラッシュと大技を連発して主導権を譲らない。

その後、レインズが必殺のスーパーマンパンチからギロチンチョークへ移行。何とかしのいだオーエンズがスタナーを決めるも、決定打には至らない。10分過ぎにはオーエンズがレインズを金網へ何度も叩きつけてダウンさせ、ケージのドアから出ようとする。

ここで王者の従兄弟のジェイ・ウーソ(35)がまたもや介入。オーエンズのエスケープを妨害する。リング内に戻ったオーエンズが2発目のスタナーをレインズに叩き込むや、何とジェイが乱入してオーエンズに手錠をしてケージにつないいでしまった。

オーエンズは動けないまま大声を上げる。レインズは挑戦者を見下すようにケージを出て王座防衛に成功。不敵な笑みを浮かべてベルトを誇示した。両者の遺恨はまだまだ続きそうだ。

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