車掌、駅に置いてきぼり… 箱根登山鉄道、運転士が思い込みで発車ミス

箱根登山鉄道(資料写真)

 箱根登山鉄道は26日夜、箱根湯本発強羅行き箱根登山電車が、大平台駅で車掌を乗せずに発車するミスがあったと発表した。電車は車掌不在で運行し、車掌は次の停車場の上大平台信号場まで徒歩で移動して乗車した。

 同鉄道によると、同日午後3時55分ごろ、大平台駅でのスイッチバックで運転室を交代。その後、男性運転士が車掌から出発の合図を受けたと思い込んで発車させたという。電車は強羅駅に1分遅れで到着。乗客約100人に影響した。

© 株式会社神奈川新聞社