【全国高校ラグビー】桐蔭、1年生コンビが躍動 矢崎由45メートル独走「もっと存在感を」

【桐蔭学園―茗渓学園】後半、桐蔭学園の矢崎由がタックルをかわしトライ。ゴールも決まり33―0とする

 (桐蔭学園36-7茗渓学園)桐蔭学園のFB松田とWTB矢崎由の1年生コンビが花園初トライで初戦突破に貢献した。松田は前半終了間際にSO今野のキックパスをインゴール左で好捕し、「一度タッチに追い出されていたので、次こそ取るぞという気持ちだった」と喜ぶ。

 後半11分には矢崎由が素早い展開から圧巻の45メートル独走トライ。1年生から14、15番を背負うのは10大会前の両エース、日本代表の松島幸太朗(クレルモン)と竹中祥(日野)以来。矢崎由は「もっと存在感を発揮して勢いに乗りたい」と意気盛んだった。

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